開幕から早3ヶ月、7月の土曜日に3回目(前回は1泊2日)の大阪・関西万博に行ってきました!

今回は 事前予約無し の土曜日ということで、前回同様に楽しめるか不安ながら訪問したのですが・・・今回も想像以上にパビリオン巡り&異国グルメを楽しむことができました!
というか、事前予約(7日前とから3日前)取るの無理ゲーじゃない?
ただ、予約なし(当日登録はあり)でも十分楽しめるので安心してください!!
本記事では、筆者が実際に体験した内容を時系列で紹介します!
大阪・関西万博 基本情報
会期:2025年4月13日(日)~10月13日(月)までの184日間
会場:大阪市此花区・夢洲(ゆめしま)
テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)
サブテーマ:「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」
公式サイト:https://www.expo-osaka2025.com/
公式SNS(X):https://x.com/expo2025_japan
万博マップ

▼▼▼パビリオン巡りに重きをおくなら、こちらの方が見やすい▼▼▼
万博のパビリオン巡りを主目的とした地図をVer2.02にバージョンアップ
— つじ@万博2/7回目 (@t_tsuji) May 8, 2025
(リンクはGoogledriveのpdf)https://t.co/rcpHr3jts0
・パビリオンの入場方法を最新情報(5/8)に更新
・給水機、医療救護施設の場所を追加
ネットプリント、根拠資料、今後の更新、他言語版等はリプに pic.twitter.com/Vk2uXYF6uA
▼▼▼個人的に嬉しい世界のビールマップ▼▼▼
万博で飲める世界のビールマップ、Ver1.04に更新しました!
— だいちぃ✈️ポイ活&陸マイラーで家族旅行を満喫中🛫 (@traveler_da1) July 7, 2025
◯大きな変更ポイント
掲載箇所は28ヶ所→29ヶ所に(アンゴラ追加)
混雑時でも手早く飲めるところ&持ち帰り可能が分かるように引き続きマークしています。アンゴラにもマークついています。#大阪・関西万博#EXPO2025#万博グルメ… pic.twitter.com/V5tYSaHPVr
ダイジェスト/【7月週末】大阪万博を予約なしで満喫!6パビ&3レストラン巡り
ダイジェスト/パビリオン個人ランキングトップ5 & 食べたもの・飲んだものまとめ
万博に持っていって良かったモノ
- 折りたたみ椅子(ダイソー)
-
待ち時間に必須とも言えるアイテム。ダイソーで買ったこちらの折りたたみ椅子はなんと税抜200円(背もたれありは税抜300円)。耐久性が弱い感じはしますが、そのおかげで軽くてカバンに収納しやすく、大勢の場所で広げても邪魔になりにくいのがポイント。
- 日傘
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日焼け止めは当たり前として、それでも移動中や待ち時間の日差しが強すぎる。実際、老若男女関係なく多くの方が日傘を使用してました。僕もほぼ初めてくらいちゃんと使ってみたのですが、日差しを遮るだけで結構涼しさを感じられました!遮光性のある傘を選ぶのがポイントです。
ノベルティ向け商品なので業者向け商品ですが、持っていった方が良いものを纏めています。

09:10 アメリカ館(待ち時間約40分)
今回は東ゲートの9時入場。7時45分頃に並んで9時3分に入場 → アメリカ館へ。

アメリカの基本情報
北アメリカ大陸を中心に50州から成る連邦共和国で、首都はワシントンD.C.。面積は約9,830,000km2で、日本の約26倍。人口は約3億3,650万人(2024年推計)で、多民族・多文化社会が特徴。主な言語は英語、宗教はキリスト教が中心。
実は、最初に行きたかったのは「住友館」・・・だったのですが、なんと入場時点ですでに空きがありませんでした。8時57分に予約が埋まったとのことで、まだ開園前やないかーい!と思わずツッコんでしまった。
ということで、東ゲート付近で同じく人気のパビリオン・アメリカ館へ。こちらもすでに大行列で、すでに40分以上の待ち行列が。(隣のフランス館は前回訪問。個人的超おすすめです。)




10時前に入館。自由観覧ではなくグループ毎に移動するので、フランス館などに比べると回転が悪い印象。




宇宙(NASA)を思わせるデザイン。



アメリカならではの観光地を大画面で。



後半は宇宙関連の大迫力展示!

最後に月の石(間近で見るには列に並ぶ必要あり)。せっかくなので10分ほど並んで写真撮影(石が5つに見えますが鏡で反射していて実際は1つです)。
うーん、ただの石でした!笑



見学を終えると、出口すぐにアメリカ館のレストラン。こちらはイートインとテイクアウトがあり、今回はテイクアウトで生ビール(グースアイランドIPA / 1,500円)を購入。まだ10時過ぎですが、暑いしテンション上げていきます!!
10:50 ポーランド館(当日登録)
アメリカ館待機中、当日登録でポーランド館を予約できたのでこちらへ。

ポーランドの基本情報
ヨーロッパ中央部に位置する国で、人口は約3,760万人、首都はワルシャワ。国土は平原が多く、気候は温暖。歴史的に度重なる分割と独立を経験し、1989年には民主化を達成。言語はポーランド語。宗教はカトリックが主流。EUやNATOに加盟し。
当日登録もかなり競争が激しくて取りづらいのですが、ポーランド館は比較的空いている印象でした。







ポーランドの自然をテーマにした展示。外観同様、木のぬくもりを感じる落ち着いた展示で、ほのかな香りや音でリラックスも。嗅覚・聴覚も楽しめて、海外パビリオンの中ではかなりオススメできる内容でした!
11:40 ポーランド館 レストラン(待ち時間約20分)
ポーランド館を出てお昼前。ちょうど併設のレストランがあり、まだあまり並んでいないようだったので、こちらでランチすることに。


メニューはセットA / B(税込4,900円)のみ。なかなかのお値段ですが、こういうのは悩んでオロオロしていると確実に食べられなくなるので、とにかく迷わず太っ腹に行くべき!


20分程待って店内へ。丸いライトがかわいい。

ベジタリアンか肉かと言われたら、やっぱり肉ですよね!器が可愛くて美味しそう!





トマト風味のスープと餃子みたいなやつ(ピエロギ)が特に美味しかった!


ドリンクにはやっぱりお酒!ただビールがなく、選択肢がジャパニーズウイスキーとズブロッカ(ウォッカ)だったので・・・迷いましたがウイスキーをチョイス。オススメのノンアルコールドリンクもあり、独特な風味でこちらも美味しかった!
12:50 トルクメニスタン館(待ち時間約50分)
ランチ後は、独特な外観と展示で人気を博しているトルクメニスタン館へ。

トルクメニスタンの基本情報
中央アジア南西部に位置し、面積は日本の約1.3倍。人口は約660万人、首都はアシガバット。民族は主にトルクメン系が多く、公用語はトルクメン語。国土の約8割がカラクム砂漠に覆われ、豊富な石油や天然ガス資源に恵まれている。旧ソ連構成国で、1991年に独立。現在は共和制で、伝統的なイスラム教スンニ派が主流。


トルクメニスタンは事実上の国際国家と呼ばれています(対立候補が存在せず、歴代の大統領はわずか3人)。館内に入ってすぐのところに現職のセルダル・ベルディムハメドフ大統領の肖像が見えるのが印象的。




入ってすぐ、大画面が広がる広間に座ってトルクメニスタンの動画鑑賞。多分ここに来なければ縁がない国なので、いろいろ知れたのは面白かった!「ぜひ観光に」と書いてありましたが、個人旅行はかなり制限されているようで、観光ビザの取得に加えて自由行動も制限されているらしい。さすが事実上の独裁国家・・・。




2階には自由に観覧できる展示があり、3階にはレストランも。前回訪問したアゼルバイジャン館が、外観の割に中が微妙だったのであまり期待していませんでしたが、こちらはなかなかの充実度でした!
13:50 マルタ館 テイクアウト(待ち時間約10分)
暑いのでそろそろビールが飲みたくなり、マルタ館のテイクアウトへ。


マルタの基本情報
地中海に浮かぶ小さな島国で、面積は東京23区の半分ほど。人口約52万人で、首都はヴァレッタ。公用語はマルタ語と英語。温暖な地中海性気候で、歴史的な世界遺産が多く、美しい海やリゾート、豊かな文化が魅力。ヨーロッパのリゾート地として人気が高い。
お目当てはマルタを代表するローカルビールブランド「CISK(チスク)」・・・でしたが、なんと売り切れ。仕方なく日本の生ビール(税込700円)を購入することに。涙


なんだかんだビールは旨い!笑
ついでにこちらのパン・フティーラ(ツナ、オリーブ、ケッパー / 税込1800円)も購入。身がぎっしり入っていて、ケッパーの風味がいいアクセント。ランチ後でしたがペロリと食べられちゃいました!
14:40 Null2 インスタレーションモード(当日登録)
続いては、万博開園以来の大人気シグネチャーパビリオン・Null2(ヌルヌル)へ!

こちらは12時の開放枠にて当日登録。ダイアログモードとインスタレーションモードがあり、人気は断然ダイアログモードなのですが、インスタレーションモードであれば割と緩く取れました。




10分間の、光・音・動きを駆使したかなり独創的な演出。写真はもちろん動画(YouTubeに一部アップ済)でも伝わらない、何も考えず没頭できる世界観を体験しました。好き嫌いはありそうですが、予約が取れたらぜひその不思議な世界観を味わってみてほしい!
15:05 ブラジル館(待ち時間約10分)
続いては、たまたま入場がスムーズだったブラジル館へ。(熱中症対策?混雑緩和?のためか、ある程度の行列ができるとそれ以上並べなくなるパビリオンが多くなってました)

ブラジルの基本情報
南米最大の国で、面積は日本の約22.5倍、人口は約2億1,600万人。首都はブラジリアで、公用語はポルトガル語、通貨はレアル。多民族国家で、欧州系やアフリカ系、混血が多く暮らしている。経済は農業(コーヒー、大豆など)や鉱業、製造業が主力で、世界有数の資源国。政治的には多様な政権を経ており、2023年からルーラ大統領が再び就任。国際社会での存在感を高め、2024年にはG20議長国も務める。
「空気」をモチーフにした、こちらもかなりアーティスティックな展示内容。独創的な空間、萎んだり膨らんだりの動きがあって面白い。




奥の展示室にもさまざまなアートが。自国のPR的な展示が多い中、ここまでアートに振った展示は珍しい。


現代アート好きには特に刺さるかも。普通の展示に飽きた人には特にオススメです!
15:50 ハンガリー館 レストラン(待ち時間約60分)
今回一番並んだのはこちら、ハンガリー館併設の人気レストラン!


ハンガリーの基本情報
中欧に位置し、人口約950万人(2025年)で首都はブダペスト。ドナウ川沿いの美しい街並みや、世界遺産の温泉など観光資源が豊富。経済は製造業や工業が中心で、2025年には「100の新工場プログラム」を通じて産業振興を図っている。
並んだ分満足度も高く、見栄えも味も最高!レストランの雰囲気もいい感じでした。


値段はやはり万博価格ですが、注文した料理はぜんぶ美味しかったです!




注文はQRコードからオーダーする方式なので、今回オーダーした料理のスクショを載せておきます。




お酒はワインを中心としたラインナップ(約2000円〜/杯)。ハンガリーのフルーツ蒸留酒・パーリンカが、めちゃくちゃ酒感あってオススメ!(?)



こちらもドリンクメニューのスクショを載せておきます。



大人気レストランで待ち必須ですが、噂通りかなりオススメのレストランでした!
18:30 セルビア館 レストラン(待ち時間約10分)
食後は大屋根リングを散歩して西ゲート側へ。4月に訪問したセルビア館にやってきました。

セルビアの基本情報
西アフリカの沿岸国で、首都はダカール、人口は約1,800万人。公用語はフランス語で、住民の大半はイスラム教徒。主な産業は農業・漁業・観光、2025年の経済成長率は8.4%と高い。次回(2027年)の万博開催地。
食べたばかりなのですが・・・こちらのレストランもめちゃくちゃ気になっていたので、思い切って入ってみることに!


がっつりコース料理を食べる、というよりはカフェスタイル。ここも内装はめちゃくちゃオシャレ。バーカウンターもあってお酒も飲めます。



デザートなどの軽食的なメニューが多めですが、他のレストランに比べて価格帯がリーズナブルなのが嬉しい。ここではオススメとして載っているチェヴァピ(サンド)が肉々しくて激ウマ!
もちろん、安定のビールもいただいちゃいました!
19:25 パソナ館(待ち時間約20分)
夜になってだんだん人が少なくなってきたところで、最後に訪れたのはこちら「パソナ館」です。

予約も取りづらい人気パビリオンですが、この時間であれば20分ほどの待ち時間で入ることができました!




最初は「いのちの歴史ゾーン」ということですが、デザインは退廃的というかディストピア感があるというか・・・思わず惹きつけられます。




鉄腕アトムを主人公にした映像展示も。迫力満点で子どもでも楽しめそう。




いのちの次は「からだゾーン」。未来の医療や眠りといった、最新のワクワクする技術が展示されています。


iPS心筋シートの技術を活用した「iPS心臓」。実際に拍動する様子を間近で見られる、このパビリオンの目玉展示です!
これ以外にも多数の展示があり、想像以上に充実した内容でした!(ゆっくり見て回ると1時間はかかりそう)。今回訪問した中では一番のオススメです!
パソナ館を出て時刻は20:30頃。最後に大屋根リングをぐるっと回って東ゲートへ。





夜のパビリオンも美しい。結構回ったつもりでしたが、こうやって改めて全体を見ると、まだまだ行けてないパビリオンだらけ。また来たくなります。
総評
今回は事前予約なし、7月の土曜日ということで楽しめるか不安でしたが、めちゃくちゃ充実した滞在になりました!一番並んだのがハンガリーのレストラン(約60分)で、それ以外は割とすんなり入れたのも良かったです。これから行かれる方はぜひ参考にしてみてください!
今回&前回訪問したパビリオンとグルメ纏め
個人的パビリオンおすすめランキング(4月訪問時含む)
- 1位
-
フランス館(こちら)
- 2位
-
パソナ館(こちら)
- 3位
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電力館(こちら)
- 4位
-
日本館(こちら)
- 5位
-
英国館(こちら)
- 6位
-
イタリア館(こちら)
- 7位
-
ブラジル館(こちら)
- 8位
-
アメリカ館(こちら)
- 9位
-
null2 インスタレーションモード(こちら)
- 10位
-
ポーランド館(こちら)
今回行けなかったけど気になるパビリオン












これら以外にもたくさん。次回は8月に4回目を訪問予定です!
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