2024年/天浜線地酒列車に乗ってきました!

2024年2月10日、天竜浜名湖鉄道のイベント『天浜線 地酒列車(追加日程)』に参加してきました!

公式サイトのチラシ

本記事では、申込多数により追加運行となった地酒列車参加時の様子をご紹介します!

天竜浜名湖鉄道(天浜線)は、静岡県掛川市の「掛川駅」〜浜松市の「天竜二俣駅」〜湖西市「新所原駅」を結び、浜名湖の北岸を通るローカル鉄道。全長67.7km/全39駅。
路線天竜浜名湖鉄道の本社がある「天竜浜名湖駅」は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場した「第3村」のモデルとなったことで有名に。

天浜線 地酒列車(2024年2月10日)の概要

花の舞酒造の酒蔵見学(無料試飲あり)と、日本酒とおつまみを嗜みながらの列車旅が楽しめるイベント。
元々は2024年1月24日のみの企画だったようですが、申込多数のため追加運行が決定し、今回は追加運行日に乗車してきました。

日程

2024年2月10日(土)

行程
10:10頃宮口駅 集合
10:25頃花の舞酒造 到着(徒歩移動)
10:45頃花の舞酒造 数十種の日本酒試飲
11:25頃宮口駅 出発(地酒列車に乗車)
12:00頃三ヶ日駅 到着(トイレ休憩)
12:45頃宮口駅 到着(トイレ休憩)
13:10頃天竜二俣駅 到着&解散
集合場所

宮口駅前

費用

5,500円/人(支払いは銀行振込)

内容
  • フリーきっぷ
  • 花の舞酒造にて日本酒の試飲
  • 花の舞純米酒(列車内にて)
  • おつまみ弁当(和食処なかや)
  • お土産(花の舞純米酒)
予約方法

天竜浜名湖鉄道イベント予約サイト または 電話
予約サイト → https://airrsv.net/tenhamasen/calendar

定員

45名(最少催行人員 20名)

目次

新所原〜宮口駅

集合場所の宮口駅は、ちょうど天浜線の真ん中あたり。愛知県側の始発駅・新所原からは1時間ほどかかります。

出発の3日ほど前に届いた、こちらの1日フリーきっぷを使って向かいます。

天竜二俣駅からの帰りはもちろん、途中下車して他の観光地を巡るのにも使えます。

ちなみに、フリーきっぷの入っていた封筒には以下の送付状や旅行案内も同梱されていました。

新所原へはJR豊橋駅から2駅で10分ほど。
宮口駅に10:10集合なので、9:00発の電車に乗って向かいます。

宮口駅に向かうまでは、三ケ日のミカン畑や浜名湖の美しい景色が望めます。(写真は取り損ねました。。。)

10時過ぎ、宮口駅に到着しました。

宮口駅

歴史を感じる宮口駅は、駅本屋 および 上り・下りのプラットホーム、待合所に至るまで、国の登録有形文化財に登録されているそうです。

また、駅舎内には持ち帰り冷凍餃子専門店「山田幸之助」というお洒落なお店があります。

公式サイト:https://yamadakounosuke.business.site/
公式Instagram:https://www.instagram.com/yamadakounosuke/

10:10頃、参加者が揃ったようで、皆で「花の舞酒造」に向けて出発。

気持ちの良い青空です!

花の舞酒造 酒蔵見学

徒歩5分ほどで花の舞酒造に到着しました。(会社サイトは こちら
創業元治元年(1864年)の花の舞酒造は、「酒造りに関わる全ての要素が静岡県産であること」をモットーとする静岡の地酒メーカー。お米は100%静岡産を使っているというこだわりっぷり!

ちなみに、某海鮮居酒屋とは取引関係はあるものの、歴史的な関係は特にないらしい。笑

15分ほど酒造りに関する紹介動画を鑑賞した後、酒造内を見学しつつ花の舞本店へ移動。
試飲メインの企画?のためか、良くも悪くも詳しい説明等はなく試飲コーナーへ。「参加人数多め&皆お酒好き」という事情を考慮したためでしょうか?笑 おかげで試飲するには十分な時間でした。

試飲コーナーの様子。まだ午前中ですが、小さなプラカップでひたすら飲みまくります。笑

お酒は20~30種類はあったでしょうか?
純米大吟醸などに加え、春限定のお酒やにごり酒、南高梅を漬け込んだ純米梅酒に、まるでワインのようなスパークリング日本酒といった変わり種まで。

試飲時間は20~25分ほどでしたが、朝から十分楽しめました!

酒蔵見学(試飲付き)は、誰でも無料で体験できるそうです。
公式サイト(こちら)で予約できるので、興味のある方はチェックしてみてください。

試飲コーナーがある花の舞本店。お店の前には、酒蔵のシンボルとも言える杉玉も。
期間限定酒などを除く、花の舞の酒全種類を常時販売しているそうです。

地酒列車(宮口駅〜三ヶ日駅〜天竜二俣駅)

花の舞酒造で試飲を楽しんだ後、再び徒歩で宮口駅へ。

こちらが今回乗車した「地酒列車」であり、天浜線のラッピング電車・長坂養蜂場「ぶんぶん号」。
この可愛すぎる車内で昼間から日本酒を嗜むとか、ギャップが笑えます。

車内は「ミツバチを通して自然や食の大切さを学べるデザイン」らしいですが、すでにお酒が入っていてそれどころじゃありません。笑

「ぶんぶん号」については こちら

座席は指定で、備え付けのテーブルには花の舞酒造の日本酒とおつまみ弁当が置かれていました。
飲み物がこぼれたりしないよう、テーブルに凹みがあるのがいいですね。

また各座席には、お土産用の地酒も1人1本置かれていました。

花の舞酒造で試飲したこともあり、車内ではテーブルに用意された1本しか飲めなかったのでお家で開封。
天竜浜名湖鉄道のラベルが貼られた、オリジナル日本酒でした!

宮口駅を出発後、同じテーブルのメンバーで乾杯!

車内への飲食物の持ち込みは自由&最初はどうしてもビールが飲みたかったので、乾杯後は持参した「よなよなエール」にチェンジ。筆者以外にも、ビールなど飲み物を持参している方がチラホラ。

こちらがおつまみ弁当。炭水化物系はなく、酒飲みのために作られたようなおつまみ系のみのお弁当です。笑

種類多めですが量は少なめなので、がっつり食べたい方は食事を持参した方が良いかもしれません。

おつまみ弁当は、浜名湖鉄道沿線にある「和食処なかや」さんのご提供です。

車窓から見えた景色をパシャリ。
のどかな風景を見つつ、昼間から飲むお酒は控えめに言って最高です。

三ヶ日駅に近づくにつれ、進行方向左手に見える浜名湖もとても綺麗でした!

車内では、追加のお酒や限定スイーツを購入することもできます。

「転車台マドレーヌ」(200円/個)をデザートに購入しました。
小分けで販売されていたので、筆者以外の購入者も多かったようです。

2度のトイレ休憩(三ヶ日駅&宮口駅)を経て、地酒列車終着の天竜二俣駅に到着しました。
乗車時間は1時間30分ほどでしたが、飲みながら・食べながらだとあっという間です。

ちょっと名残惜しいですが、駅に到着したらそのまま解散です。
電車はしばらく停車していたので、最後に乗車メンバーで記念撮影もできます。

宮口駅または西鹿島駅でも降車OKですが、最後まで乗車している方が多数でした。

解散とはいっても、現地で用事などない限りは次の電車を待つことに。(筆者は掛川方面へ向かう予定だったので、40分ほど待機。)

電車 または エヴァンゲリオンファンなら、天竜二俣駅はちょっとした観光スポットで、駅周りを散策してみるのもお薦めです。

2021年公開のアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する「第3村」のモデルに。
改札外にあるみやげ物屋「てんはまや」ではグッズ販売も。

駅隣りの広場には展示車両もあります。

改札外に置かれていたツアー案内。

駅から少し離れた場所には、鉄道歴史館や蒸気機関車時代から使われている転車台(車両の方向を変える機械)があり、このように見学ツアーも開催されています。

以上、2024年/天浜線地酒列車についてご紹介しました!

本イベントは現在終了していますが、日程が追加されるほどの評判ということで、また近いうちに開催されるかもしれません。天竜浜名湖鉄道が運営するイベントはネットから簡単に申込できるので、適宜チェックしてぜひ参加してみてください!(天竜浜名湖鉄道のイベント申し込みは こちら

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