【タコとフグの島】知多半島と渥美半島の間、三河湾に浮かぶ日間賀島(ひまかじま)に行ってきました!
筆者は愛知県在住ですが、日間賀島に来るのは実は初めて。今回は島内散策に加え、名物のタコを中心にグルメもたっぷり楽しませていただきました!
本記事では、1泊2日の日間賀島訪問についてがっつりレポートします!
本記事の内容は現在とは異なる場合もありますので、参考にされる際は最新情報の確認をオススメします。
今回筆者が訪れたスポット
- 基本情報
- 愛知県知多郡南知多町、面積は約0.8km2、人口1,800人ほど。
- アクセス
- 名古屋駅 → 河和駅(名鉄特急)まで約50分、河和港から高速船で約20分。
- 名古屋港 → 師崎港まで車で約1時間30分、師崎港から高速船で約10分。
- 豊橋駅から伊良湖岬まで車で約1時間20分、伊良湖岬から高速船で約30分
- タコとフグの島
- 数ある海産物の中でも特に有名なのがタコ&フグ。タコの丸茹でや唐揚げ、タコ飯などのタコ料理に、冬にはフグ刺し(てっさ)や鍋などが楽しめます!
- アクティビティ
- 島の周囲(約5.5km)を、自転車や電動キックボードをレンタルしてぐるっと散策できます!歩いても1時間半ほどなので、ゆっくり散歩するのもよし。夏には海水浴も楽しめます。
- 観光スポット
- タコをモチーフにしたモニュメントや駐在所などのユニークなフォトスポットがあります。アルプスの少女ハイジを連想させる「恋人ブランコ」やドラえもんの「どこでもドア」なども。
【1日目】河和港 → 日間賀島(西港)→ ホテルへ
名鉄名古屋駅から特急・ミュースカイに乗り、終点の河和駅へやってきました!
河和港までは、河和駅から徒歩5分ほど。
天気はあいにくの土砂降りです。。。
まず受付で日間賀島・西港までの往復チケットを購入。
片道チケット(1,600円/大人)もありますが、往復の方が1割引(3,070円/大人)になります。また日間賀島で宿泊する場合、予約案内などを見せるとさらに割引になることも。(今回筆者は2,940円で乗船できました!)
チケット売り場には知多関連のお土産がたくさん。
レストランやカフェ等はないため、早い時間に来てしまうと時間を持て余すかも・・・
食事をお考えの場合、河和駅周辺もしくは河和に来る前に済ませておくのが良さげです。
乗船時間になったので船に移動します。乗り場には、日間賀島名物のタコとフグを掛けた「多幸と福の島」マップ。思っていた以上に宿泊場所が多くて驚きです。
15:05の河和港発船に乗り、15:25に日間賀島・西港に到着しました!
引き続き大雨&時間も遅いためか、観光客の姿はまばらです。筆者も風雨をしのぐべく、急いで宿泊する宿へ向かいます。
すず屋 海游亭
今回お世話になったのは、日間賀島・西港から徒歩1分ほどの場所にある「すず屋 海游亭」です。
こちらは、サンセットも見られるオーシャンビューの天空露天風呂に、名物のタコとフグをはじめとする新鮮な海の幸を味わえるのが魅力のお宿。お部屋も全室オーシャンビューということで、到着早々に日間賀島の食と景色をたらふく堪能させていただきました!
こちらは夜のお食事の一部で、三河湾の海鮮が盛り沢山!
「すず屋 海游亭」の宿泊に関しては、以下記事で詳しくレポートしていますので、本記事と合わせてご覧ください!
【2日目】日間賀島観光
夜が明けて2日目、昨日とは打って変わって、雲一つない素晴らしい天気になりました!
夕食に続き、タコとフグがある素敵な朝食をいただいた後、9時にチェックアウトして島内観光へと繰り出します。
以降、実際に筆者が訪れたタイムスケジュールに沿って観光&グルメをご紹介します!
きの助 島のサウナ
まず最初にやってきたのは、「すず屋 海游亭」から徒歩1分ほどの場所にある「きの助」です。
こちらは西港付近にあるお宿で、「島のサウナ」という最高の整い体験を満喫できる施設があります。日帰りでも楽しめるということで、今回公式サイトからオンライン予約して行ってきました!
本当は島の散策後に予約したかったのですが、残念ながら朝の時間帯しか空いていませんでした。。。
- 料金
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3,850円(バスタオルセットあり)
- レンタル
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水着、ポンチョ(各500円)
- 利用時間
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2時間30分
- 予約
中に入って受付を済ませ、脱衣所で水着に着替えてから早速サウナへ。なお、サウナ利用中は温泉にも入れます。
「サウナ → 水風呂 → オーシャンビューのテラスで休憩」という最高のローテーション!画像&テキストではその魅力を十分に表現できないのが残念です。サバンナ高橋さんが訪れたときの動画がアップされていたので、興味ある方は見てみてください!
島内食べ歩き(西港 → 東港へ)
サウナで整ったあとは、昨日はゆっくり見て回れなかった西港付近へ。
時刻は11時過ぎ。西港前のレストラン・乙姫は孤独のグルメで紹介されたお店だそうで、すごい行列ができています。
西港から北側に少し進んだところにある「日間賀島サンセットビーチ」。11月なので海水浴をしている人はいませんが、5〜9月頃はイルカとのふれあいイベントもあるそうです。
サンセットビーチすぐの場所には、日間賀島のシンボル的存在・タコのモニュメント。たくさんの観光客がカメラを構えるフォトスポットになっています。
タコのモニュメントだけでなく、マンホールの蓋や壁画にもタコがあしらわれています。
島の周囲は約5.5km。徒歩でも十分回れる距離ですが、より快適に回りたいならレンタサイクルやレンタル電動キックボードなどもあります。筆者は東港付近でアルコールを摂取したかったので、今回は歩いて回ることに。笑
西港から反時計回りに海岸を進むと、なんともユニークな「たこの駐在所」が。こちらもフォトスポットになっていてかわいい!
島の南側を海岸線に沿って歩き、海の向こうの篠島や渥美半島を見ながら東港へ向かいます。想像以上に海が綺麗で、めちゃくちゃ気持ちいい!
東港に到着しました。ここには日間賀島唯一の信号があり、島に住む小学生はここで信号のことを学ぶそうです。
東港目の前の「島カフェ Barca」にてちょっと休憩。お昼時だったので、こちらもかなりの人で賑わっていました。
(各1本500円)
名物のタコを使った「たこ唐串」と「たこ串」をビールとともに。散歩後の至福のひととき。
(350円)
しらすやタコが入った「海ソースコロッケ」。これがかなり美味しくてオススメ!とても気に入ったので、帰りに土産物屋さん(かいゆう堂)で「海ソース」を買ってしまいました。笑
鯖大師&安楽寺
休憩後は島の内陸側に向かってと歩き「鯖大師」へ。
鯖(さば)を持った修行中の弘法大師・鯖大師像が安置されています。鯖を持った姿が独特で珍しい。
さらに奥の方へ進み、「章魚(たこ)阿弥陀如来」が祀られている安楽寺にやってきました。
日間賀島観光ナビによると、「地震で海に沈んだといわれる寺の仏像が引き揚げられた時、1匹の大ダコが仏像を守るように抱きついていた」らしく、以来仏像をタコ阿弥陀として祀っているそうです。なんとも日間賀島らしい所以ですね。
サンライズビーチ(ハイジのブランコ&どこでもドア&日間賀島キッチン萬丸)
再び海側へ移動し、南国感満点のサンライズビーチへ。
個人的には西海岸のサンセットビーチより、こちらの方が開放感があって好きな雰囲気です!
ビーチ沿いに北側へ進んでいくと、どらえもんの「どこでもドア」がポツンと。
また、少し高台にはハイジのブランコとも呼ばれる「恋人ブランコ」が。海に向かって漕ぐのは気持ちよさそうですが、ブランコに乗るのに少し列ができてました。
ビーチ前にある「日間賀島キッチン萬丸」にて再び休憩。気持ちの良いテラス席で、やはり名物のたこを使った「たこ焼き」と、欠かせないアルコールを摂取!キンキンに冷えてて最高です!
島内散歩(西港へ移動してランチ)
一通り東港側を見て回ったので、北側の道を通って西港に戻ります。
こちらは漁船や工場らしきものが多く、南側とは違った景色を愉しめます。道端にたくさん積んである「たこつぼ」がなんか可愛い。
※画像は公式サイトより
こちらは寄ろうと思っていたけどお休みで入れなかったMARUTOYO(丸豊)カフェ。しらす工場直営のしらす丼や、名物のしらすソフトがいただけるとのこと。うーん食べてみたかった!
時刻は14時30分頃。西港に戻ってきました。
ちょっと遅めのランチタイムということで、西港前にある「貝源亭」にやってきました。
(1,100円)
しらすの上にタコがのった、「たことしらすの合い盛り丼」をオーダー。プリプリのタコにしらすも美味しい。ついでにエビフライも付けて、本日も海鮮づくしです!(写真はないですが、もちろん瓶ビール付き)
帰りの高速船までまだ時間があったので、西港付近を少し散策。
内陸の方へ進み、弁財天様の赤い幟が立ち並ぶ長心寺へ。こちらは安産の神様が祀られています。
境内には、摩尼車(まにぐるま、あるいはマニ車)と呼ばれる見たことのない祈りの道具が。これを一回まわすと、お経を一巻読んだのと同じ功徳が得られそうです。
長心寺の近くでは、思わず目を惹かれてしまう「タコの干物」がたくさん。これも日間賀島ならではの光景ですね。
最後に西港前で土産物を物色。「すず屋 海游亭」系列の「かいゆう堂」にやってきました。(宿泊したときに5%割引券をいただいたので)
先述の「海ソース」に加え、パタゴニアやノースフェイスとのコラボ商品?と思われるTシャツを思わず購入!時期的にまだ着られないですが、暖かくなったらこれを着て旅行したいと思います。笑
さよなら日間賀島(西港 → 河和港)
時刻は15時30分頃。そろそろ帰りの船の時間です。
予想はしていましたが、ここでもすごい行列。船に乗れないのでは?とヒヤヒヤしましたが、臨時便を出していただいたのでほぼ時間通りに帰路につけました。
かいゆう堂で購入した「日間賀島サイダー」を飲みながら島を後に。バイバイ日間賀島。
以上、初めての日間賀島1泊2日の旅をお届けしました。
今回も、とても充実した旅になって大満足!がっつりグルメを楽しんで、メジャーな観光スポットも一通り回れたかと思います。これから日間賀島に訪れる方の参考になれば嬉しいです。ぜひ行ってみてね〜!