【コートヤード福井】2024年宿泊記／会員特典、朝食など

2024年3月15日、国内7番目となるコートヤード・バイ・マリオットホテルが福井県で開業しました！

• PR TIMESのニュースリリース

北陸エリアでは初となるマリオット系列ホテルです。
開業翌日には、北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸したこともあり、東京からのアクセスがより便利に。

本記事では、開業してまだ1ヶ月半ほどのコートヤード福井に宿泊した際の様子をご紹介します！

本記事は2024年4月滞在時のものです。
サービス内容（特に食事）などは変更になる可能性もあり、予めご留意をお願いします。

ホテル内の施設やサービス

3F

• エントランス

15F

• Substance（オールデイダイニングレストラン）
• 福い（日本料理レストラン）

16F

• フロント
• THE LOUNGE & BAR
• フィットネスジム（24時間営業）

マリオットブランドの中の『セレクト』であるコートヤード・バイ・マリオット。『プレミアム』や『ラグジュアリー』比べると安価（とはいえ、本記事執筆時点の週末で2〜3万円／泊 ）ですが、その分設備やサービスは少なめです。
のんびりホテルを満喫したい方には、ちょっと物足りないかもしれません。

エントランス〜フロント（チェックイン）

ホテルは福井駅西口・ロータリーを挟んで目の前です。

ロータリー横には大迫力の動くティラノサウルス！コートヤードとセットで写真が取れちゃいます！

入口がちょっとわかりにくいのですが、ティラノサウルスを過ぎたところにある横断歩道を渡って右手に少し歩くと、ビル1階入口にさり気なく印字された「COURTYARD」の文字が見えます。

1F入口を通り、エスカレーターで3Fに向かいます。
途中にあるジム（セントラルスポーツ）を横目に進むと、ようやくホテルのエントランス。

エントランスを通って、エレベーターで16F（フロント）に向かいます。

フロントはシンプルで無駄のない洗練された空間に。奥にはバーラウンジ「The Lounge & Bar」がお洒落に佇んで興味をそそられます。吹き抜けからは、15Fのオールデイダイニングレストラン「Substance」が見渡せます。

チェックイン時には、以下のホテル案内をいただきました。

16F THE LOUNGE & BAR

今回はこちらのラウンジ＆バーで、エリート会員特典でいただいたスパークリングワインチケットを利用しました。

高級感のある落ち着いたオシャレな店内。窓からは福井駅周りの町並みが見渡せます。
週末の夜でしたがそれほど混んでおらず、デートなどで使うのにもぴったりですね。

16F フィットネスジム

ランニングマシンなどの有酸素系に、上半身・下半身を鍛えられるマシンが2種、ダンベルエリアがあります。無料で利用できますが、ガッツリ鍛えるにはちょっと物足りないかもしれません。

より本格的にトレーニングしたい方は、同じ建物内3Fにある「セントラルスポーツ」を1,320円で利用できます。

セントラルスポーツは、ホテルエントランスに向かう途中、エスカレーターを登ってすぐのところにあります。

Marriott Bonvoy エリートメンバー特典について

今回筆者はゴールドエリート会員でしたので、通常の特典（レイトチェックアウト、ポイント率アップなど）に加え、チェックイン時にウェルカムギフトをいただきました。

ゴールドエリート会員のウェルカムギフトは以下の2種類です。

筆者はスパークリングワインをチョイスしました。宿泊者数分いただけるのが嬉しい。

ちなみにプラチナ・チタンエリート会員特典は以下の通り。（以下のYoutube動画より引用させていただきました。）

プラチナ以上でもクラブラウンジや無料朝食がないため、正直ゴールドエリート特典と大きな差異は無いかなという印象でした。ただ10$クレジットがあるので、その分朝食はお安くいただけますね。

部屋（Superior, 客室, 1 キング, シティビュー）

本日は20Fのシティービュー（駅反対側）のお部屋です。残念ながらアップグレードはありませんでした。

広々としたキングサイズのベッド！一番下のクラスの部屋ですが、広さも十分で申し分なしです。

ベッド横にはソファと丸テーブル。テレビでYoutubeやNetflixも見れます。

お部屋からの景色。目の前に建設中のマンション？があって、これがなければもっと良い景色だったかも・・・

トイレは洗面所と同じ場所に。お風呂にバスはなくシャワーのみで、ここは簡素な造りですね。

洗面台周りのアメニティ各種。お水はこちらの他、冷蔵庫上にも置いてありました。

こちらは冷蔵庫周り。ハイクラスではないお部屋でカプセル式のコーヒーメーカーが置かれているのは珍しいような！冷蔵庫は空でミニバーはありません。（インルームダイニングはあります。）

丸テーブルにはウェルカムスイーツのおまんじゅう・常太郎（つねたろう）。焦げの香りのするミルクまんじゅう（詳細は こちら）です。お水は洗面台に加えてさらに2本あり、よく水を飲む筆者には助かります。

朝食 @Substance（15F）

朝食会場は15F Substanceにて。朝6時30分から10時30分まで（入店は10時まで）。朝食はプラチナやチタンを含むエリート特典でも得られないため、基本的に有料でいただくことになります。

ホテル開業当初（3月）は総額4,500円／人くらいで、価格の割にメニューが微妙と辛口レビューが多かったようです。が、本日（4月下旬）は3,630円／人（サービス料含む）と、ホテル朝食としては妥当な価格帯になっていました。ただ旬の季節ではないためか「エッグベネディクト ズワイ蟹」はなくなっており、代わりに？ほぐしたカニをまぶしたドリアが提供されていました。エッグベネディクト狙いの方は要注意です！

レストランは15Fエレベーターを降りてすぐ。レストラン内は大きな窓に吹き抜けのフロアで開放感のある空間に。窓際はマウンテンビューで、福井駅周辺を見渡せます。

ホットミール各種。注目メニューはカニドリアと、恐竜の形をしたナゲット。日替わりフォカッチャやフレンチトーストも美味しそうです！ホテル朝食定番の卵料理（オムレツや目玉焼き）もあります。

サラダ＆コールドミール。サラダコーナーにはミックスリーフにオニオンスライス、パプリカ、ブロッコリーなどシンプルなものに加え、マカロニサラダやポテトサラダもあります。ドレッシングは、福井県産ブランドトマト「ルビー」を使ったトマトドレッシングがお薦めです！

福井県の名物料理各種が置かれたコーナー。「越前おろしそば」が美味しい！「へしこ」は鯖などの魚を塩漬けして熟成させた発酵食品。味が濃く、ご飯のお供やお酒のつまみにぴったりです。

パンコーナー。炭水化物系は、福井県産ごはんやおろし蕎麦、カニドリアもあって、今回は食べられず。

各種ドリンクに、パンナコッタやフルーツジュレ系スイーツ。コーヒーはネスプレッソマシンを使って、色々な種類から選べるのがいいですね。

折角なので、福井料理を中心に少しずつ。

開業当初、SNSやYoutubeで厳しい評価が多かった朝食ですが、この内容と空間で3,630円／人（サービス料含む）であれば悪くないかなと個人的に感じました。おそらくシーズンによって内容・価格は変わってくるかと思いますが、参考になれば幸いです。

まとめ ＆ 福井観光とグルメ（おまけ）

以上、開業したてのコートヤード・バイ・マリオット福井の宿泊をご紹介しました。

コートヤードはセレクトブランドということで、他のマリオットホテルに比べるとシンプルかつ上級会員でも特典が少なめなホテルという印象でした。ただ2024年4月現在、北陸エリアに他のマリオット系列ホテルはなく、また福井駅周辺はビジネスホテルが中心です。マリオットファンはもちろん、「少し高くても高級感があって非日常感が得られるところに泊まりたい！」という方にお薦めですね。

福井観光 & グルメ情報

福井の観光地と言えば、恐竜博物館や東尋坊が有名ですが、駅周辺にも魅力的な観光地やグルメを楽しめるスポットがたくさんあります！

こちらは以下記事に纏めましたので、ホテルの周辺観光や食事の参考になれば嬉しいです！