甲府駅南口から徒歩約15分、駅から歩くにはちょっと遠かったですが、『天然温泉 甲斐路の湯 ドーミーイン甲府』に宿泊してきました。
- 最上階10Fにある天然温泉「甲斐路の湯」。広々とした露天に外気浴できるチェアーもあり。
- 朝食のご当地メニューは「ほうとう&鳥もつ」。加えて「甲州信玄豚カレー」。
- ドーミーイン共通の各種無料サービス。
本記事では、そんなドーミーイン甲府での宿泊の様子をレポートします!
- 同じく甲府駅南口側にある『天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内』ではありません。
- 本記事は2024年6月滞在時のものです。サービス内容(特に食事)などは変更になる可能性もあり、予めご留意をお願いします。
- 予約サイト
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じゃらん(こちら)
- 宿泊プラン
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【早割14】◆14日以上前のご予約プラン<朝食付>
- 部屋タイプ
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【禁煙】ダブルルーム(ダブルベッド1台・シャワーブース付)
- 宿泊費
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17,500円(8,750円/人)
「ドーミーイン」の中には、実は4つのコンセプトがあります。
今回宿泊したドーミーイン甲府は『スタンダード』。公式サイトでは以下の説明が載っています。
単身寮の運営で積み重ねたノウハウを、惜しみなく投入して生まれたビジネスホテル「ドーミーイン」。「ホテルかくあるべき」ではなく「自分たちが欲しいものかどうか」がスタンダードの “ 基準 ” です。
https://dormy-hotels.com/dormyinn/#:~:text=5-,%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88,-Concept
「ビジネスホテルに欲しいものを詰め込んだホテル」という感じでしょうか。仕事終わりの温泉やサウナ、無料のラーメンやアイス、出張中でも楽しめるご当地朝食メニューなど、確かに魅力的なサービスが揃っていますね。
ホテル到着〜チェックイン
甲府駅南口から徒歩15分、商店街の中にあるドーミーイン甲府(甲斐路の湯)に到着しました。歩くとなかなか遠いですが、ホテルから徒歩5分圏内には多くの飲食店があり、少なくとも食事には困らない立地です。
16時頃チェックイン。エントランスを通ってすぐ、広々としたロビーとフロントがあります。また、朝食&夜鳴きそばがいただけるレストラン「Hatago」も同じフロアにあります。
エレベーター付近にはアメニティ類。
無料のウェルカムドリンク・ホットコーヒー(6:00-11:00&15:00-23:00)も近くに。
6月下旬でなかなか暑い時期でしたが、あいにくアイスコーヒーはありませんでした。
1Fにはこちらの絵画が飾ってありました。1枚目はゴッホが描いた超有名絵画『夜のカフェテラス』ですね。2枚目は現代アートのようですが、誰の絵画かわかりませんでした。
部屋 ― 禁煙 ダブルルーム(15㎡)―
今回宿泊した『禁煙 ダブルルーム』です。部屋の大きさは15㎡と、これまでに宿泊したドーミーイン(スタンダード)と同等の広さで、ベッドはシモンズ社製です。ちなみにツインルームは18㎡で、もう少し広くなるようです。
お部屋(4F)からの景色。こちらは東側ですね。
シンプルな洗面台とトイレ&シャワーブース。バスタブはありません。
深夜も営業している大浴場があるので、バスタブ無しは個人的に問題なしです!
冷蔵庫の中には、ウェルカムサービスのマンゴープリンとボトルデザインが可愛いミネラルウォーター。
スイーツはお風呂上りにいただきました。
天然温泉「甲斐路の湯」&サウナ
山梨県甲府市の欽明温泉から運ぶ天然温泉
場所 | 10F(最上階) |
営業時間 | 15:00〜翌10:00 サウナのみ、深夜1:00~早朝5:00は利用休止 |
浴槽の種類 | 内風呂、露天風呂、水風呂 |
暑い中、駅から15分もの距離を歩いてきて汗だくだったので、チェックイン後は即温泉へ。
最近のドーミーインステイは、チェックイン後・就寝前・チェックアウト前の計3回利用するのが恒例になってきました。
浴室内は撮影できなかったので、以下写真は公式サイトの引用です。
内湯・外湯ともに、筆者がこれまで宿泊したドーミーインの中でもかなり広め!
特に外湯は、2024年に宿泊した ドーミーインプレミアム長崎駅前 に次ぐといってもいいレベルで、外気浴含めて快適でした。
また眺望は、天気が良い日は富士山も見えるそう。この日はあいにくの曇りで見えませんでしたが、遠くの山並みが見渡せて気持ちよかったです。
サウナーには嬉しいサウナと水風呂ももちろん完備!外にはスツール付きのチェアが2つあり、ノンビリ休憩できました。毎度のことながら、これがチェックイン〜チェックアウトまで利用し放題なのは激熱ですね。
同じ10階には湯あがり処があり、漫画が並ぶ本棚とマッサージチェアが1台置いてありました。
湯上がり処からはホテル東側の景色が見渡せます。(今回宿泊した部屋と同じ方面です。)
(15:00〜25:00)
(5:00〜10:00)
湯あがり処入口付近には、ドーミーイン恒例の無料サービス・湯上がりアイスサービス(15:00~25:00)&湯上がり乳酸菌飲料サービス(5:00~10:00)。
夜鳴きそば
場所 | レストラン「HATAGO」(1F) |
営業時間 | 21:30〜23:00 |
温泉&サウナに続くドーミーイン名物・夜鳴きそば。もちろんドーミーイン甲府にもあります。
あっさり醤油味のラーメンを無料でいただけます。
朝食 〜ほうとう(おざら)&とりもつ〜
ドーミーイン名物・最後は朝食です。
営業時間 | 6:30~9:30(最終入店 9:00) |
料金 | 大人: 1,800円(税込) 3歳〜小学生以下: 900円(税込) 2歳以下: 無料 |
こちらでは、山梨県名物の「ほうとう(おざら)」と「とりもつ」がいただけます!
「ほうとう」とは、小麦粉を練って幅広に切った「ほうとうめん」を、かぼちゃ・じゃがいも・根菜類・しいたけなどとともに、味噌ベースの汁で煮込んだもの。
温かい「ほうとう」に対して、冷たい麺を温かいつけ汁で食べるのが「おざら」。冷やして提供されるため、夏の暑い時期にぴったり。つけ汁は醤油ベースで、ネギやミョウガなどの薬味と一緒に食べるのが一般的。
7:30〜8:00頃のレストラン内。日曜朝で、少し混み始めていました。
こちらが「おざら」&「とりもつ」コーナー。
冷たくてコシのある麺に、さっぱりした薬味を添えていただきました!
今回の滞在は6月下旬と暑い時期でしたが、冬の寒い時期にはおそらく「ほうとう」が提供されるのでしょう。
とりもつはお酒のお供にぴったり!という認識でしたが、意外とご飯にも合います!
ただ、レバー系が嫌いな人は躊躇するかも。お店ではなかなか注文しづらくても、ビュッフェ形式であれば「とりあえず1つだけ食べてみる」ということができるので、苦手意識がある人はぜひ試してみて。
小鉢横丁に焼き魚、卵料理、唐揚げやエビフライなどのホットミールも充実。お子様にも嬉しい内容ですね。
サラダ、フルーツ、デザートコーナー。
スイカやパイナップル、ゼリー、水まんじゅうなど、夏に食べたくなる内容でした!
炭水化物系も充実!「甲州信玄豚カレー」は食べてみたかったのですが、「ホタテとコーンの混ぜご飯」&「おざら」でお腹いっぱいになってしまい、食べられませんでした。お味噌汁には揚げなすたっぷり入っていて、ここでも夏を感じます。
「おざら」を中心に、こんな感じのボリューミーな内容に。(いつも通り)
山梨名物を味わえることに加え、季節感を感じさせてくれる充実した朝食になりました!
まとめ(総評)
以上、ドーミーイン甲府の宿泊内容をレポートしました。
以前に宿泊した他のドーミーイン系列と比較すると、
- 天然温泉(特に露天)が広めで、サウナ後の外気浴も快適!
- 食事(朝食)は種類・ボリュームともに他と遜色ないレベル。
ただ、うなぎや海鮮丼が提供されるホテルに比べるとちょっと地味かも。 - 無料サービスなどは他と同等。
- 甲府駅からはちょっと遠い。代わりに宿泊費は安い。
同じ甲府駅前にあるドーミーイン甲府丸の内の方が高かった。
甲府観光やビジネスの拠点に、ぜひ参考にしてみてください!