三河湾に浮かぶ日間賀島・西港より徒歩1分の「すず屋 海游亭」に宿泊してきました!
今回筆者は初の日間賀島訪問。知多半島が望めるオーシャンビューのお部屋&露天風呂に、名物のタコ&フグを中心とした海の幸を堪能できるということで、「日間賀島をとことん楽しめるのでは?」という期待を胸にお邪魔してきました。
素敵なステイになりましたので、本記事にて宿泊の様子をレポートします!
2024年11月滞在時のものです。サービス内容などは変更になる可能性もあり、予めご留意をお願いします。
- 予約サイト
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じゃらん(こちら)
- 宿泊プラン
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【ふぐ】ふぐ漁解禁に合わせふぐ刺し付!茹でたこ・たこ飯に地魚料理【名鉄海上観光船割引#160】
- 部屋タイプ
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★3・4階-海側★一般客室(12.5畳)【禁煙】
- 宿泊費
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57,200円(28,600円円/人)
愛知県知多郡南知多町に属する小さな島で、名古屋から最も近い離島の一つ。面積は0.77km2、人口は約1,800人(2021年3月時点)。タコとフグや名産で、特にタコは島のシンボル的存在に。
名古屋駅からは電車(名鉄)で河和駅まで約50分、その後高速船で約20分。渥美半島からもアクセスでき、伊良湖港から高速船で約30分です。
宿到着〜チェックイン
15時過ぎの河和港発高速船に乗って約20分、日間賀島へやってきました。
高速船は片道1,600円(往復3,070円)/大人ですが、切符購入窓口で宿泊の予約ページを見せると割引になり、往復2,940円に。
15時半頃、西港に到着。あいにくの大雨と強風で、港周辺を観光する余裕もなく宿へ直行。汗
港から徒歩約1分、「すず屋 海游亭」に到着しました!
天気が悪いのでチェックアウトまで宿で過ごし、日間賀島観光は明日までお預け。
古さを感じない、清潔感のある明るい内装。ロビーの前には売店も。
個人的なイメージですが、「離島の宿泊施設は良くも悪くも昔ながらの民宿のようなもの」という固定観念がありました。こちらは外観も内観も、そんなイメージを払拭するお宿でした。(それなりのお値段はしますが。)
売店に売られていた、某ブランドのパロディTシャツが可愛い!
チェックイン時に割引券をいただいたので、後ほど購入しちゃいました。
1Fにはショップの他にラウンジ<四季の海>も。木のテーブルやソファが並んだ落ち着いた空間で、チェックイン後および朝のチェックアウト前に、コーヒーなどのドリンクが無料でいただけます。また、夜はナイトラウンジとしてカラオケも楽しめるそう。(10名以上、要予約)
チェックイン時にいただいた宿のご案内。お食事処は2F、お風呂は6Fにあり、客室は全12室。すべてオーシャンビューの海側に面したお部屋で、島の雰囲気を味わえるのが嬉しい!
部屋 〜★3・4階-海側★一般客室(12.5畳)【禁煙】〜
今回予約したお部屋は、4Fにある一般客室の和室です。
本当は、2022年にリニューアルした「半露天風呂付デザイン客室」に泊まってみたかったのですが、残念ながら空いておらず。和室だけでなくベッドを配した和洋室もあるので、布団が苦手な方にもオススメです。
一般客室とはいえ、12.5畳と十分な広さのある和室!
窓側には、温泉旅館などでよく見られる広縁も。
テーブルの上には、日間賀島名物のタコをあしらった「たこフライせんべい」。
たこは、この後の夕食や朝食でもたっぷり楽しめます。
お部屋からは三河湾、その向こうには知多半島が横たわる、雄大な景色が見られる・・・はずですが、到着時は大雨&強風のため、窓からの景色は残念な感じに。ただ17時頃から天気は回復し、翌日は快晴でしたので、十分素敵な景色を拝めました!
- 雨上がりの夕暮れ
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- 朝
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洗面台・お風呂・トイレは、清潔感のあるシンプルな造りに。(お風呂は6Fを利用したので、今回の滞在では利用しませんでした。)
浴衣や足袋、タオルなど。雨で服が濡れてしまったので、チェックイン〜チェックアウトまでゆったり浴衣で過ごしました。なお、お風呂に行く際はこちらのタオルを持参します。
お風呂 〜展望風呂「天海の湯」〜
当宿のお楽しみの1つ、最上階(6F)にあるお風呂にやってきました!
正面に三河湾と知多半島、左手には伊勢湾が望める「展望風呂」があり、宿泊客はもちろん、日帰り入浴もできるとのこと。島内にはあまり高い建物がないので、海を広く見渡しながらお風呂に入れるのはここだけかも?
オススメの時間帯は夕刻のサンセットタイム(日帰り入浴では時間的に厳しいかも)。幸い、サンセット時にはかなり天気も回復してきたので、露天風呂に浸かりながらオレンジに染まる海の景色を堪能できました!
夕食 〜ふぐ刺し・茹でたこ・大あさり・渡り蟹など〜
18時、楽しみにしていた夕食の時間がやってきました!
今回予約したのは、日間賀島名物のタコとフグ両方を楽しめる充実の内容です!
おしながきはチェックイン時にいただけて、必要であれば食事前に単品料理をオーダーする形式。「たこの丸茹で」が気になりましたが、すでに「タコの茹がき(タコ足1本)」が用意されているのと、量がかなり多いということで、「たこの唐揚げ」を別途注文することに。
先付からさっそくタコ料理のたこわさ。お造りにもタコがあり、地魚やアオリイカなどの海鮮尽くし。
お刺身には島あわびと車海老(おどり)も。あわびがあると一気に豪華さが増しますね!
海老は活きが良すぎてテーブルに跳ねまくってました。笑
こちらのてっさ(ふぐ刺し)は一人前。コリコリした歯ごたえが美味しい!
写真だと小さく見えますが、足一本だけでもかなりの大きさ。確かに、丸茹でを注文してたら大変なことになってましたね。
ふぐの唐揚げと、別注のたこの唐揚げ。全体的にさっぱりした料理が中心なので、こってりした揚げ物の旨味がより美味しく感じられます。別注はたこの唐揚げにして正解でした。
日間賀島では、タコとフグだけでなく渡り蟹の漁も行われているそう。ちょうどシーズンだったようで、旨味の詰まった蟹も愉しめました!
蟹に続いてこちらは大あさり。渥美半島・伊良湖の名物でもありますね。こちらもあまり食べる機会がないので嬉しい。
最後はたこめし。普通のご飯と味噌汁も出てきて、お腹いっぱいになりました!
肉なし(別注で知多牛の鉄板焼あり)の海鮮フルコース、存分に日間賀島グルメを楽しめる内容で大満足!
ごちそうさまでした!
朝食 〜ふぐの干物・たこのしゃぶしゃぶなど〜
翌朝、夕食と同じ場所で朝食です。
朝食にももちろんフグ&タコ!
日間賀島産の島のりや珍味、サラダなど。
たこのしゃぶしゃぶ!さっぱりした味わいで朝にぴったり!
ふぐの干物は火で炙っていただきました!同じ食材でも夕食とは違ったスタイルで提供されるので、飽きがなく愉しい&美味しい!ご飯のお供にもぴったりで、朝からお腹いっぱいに。
ごちそうさまでした!
チェックアウト&総評
朝は近くのサウナ(島のサウナ)に行く予定があったため、ちょっと名残惜しかったですが9時前にチェックアウトしました。
今回、日間賀島にて初めての宿泊でしたが、最高の景観のお風呂に日間賀島ならではの充実の食事内容で、大満足のステイになりました。気になった方はぜひ泊まってみてください!