【御宿 野乃 金沢】2024年宿泊記/温泉&サウナ、朝食など

【アイキャッチ画像】御宿 野乃金沢宿泊記

金沢駅東口から徒歩約16分、北鉄バス停「武蔵が辻・近江町市場」から徒歩約1分。近江町市場や金沢城公園が近く、香林坊や兼六園も徒歩圏内にある『天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃 金沢』に宿泊しました。

ホテル名からはピンときませんが、実はこちらドーミーイン系列の旅館風ホテルです。

御宿 野乃 金沢の魅力
  • 和風旅館を意識した、靴を脱いで寛げる館内とお部屋。
  • 最上階13Fにある天然温泉「加賀の宝泉」。加えてチェーン最大級のサウナや強冷の水風呂。
  • 朝食にはブリ・甘海老・カニ・ホタテ・いくら乗せ放題の「海鮮丼」や「天麩羅」など。
  • ドーミーイン共通の各種無料サービス。

本記事では、そんな御宿 野乃 金沢での宿泊の様子をレポートします!
2024年4月滞在時のものです。サービス内容などは変更になる可能性もあり、予めご留意をお願いします。

天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃 金沢
公式サイトは こちら
宿泊プラン
予約サイト

じゃらん(こちら

宿泊プラン

【ロングステイ◆朝食付】13時イン~11時アウトの22時間ステイプラン

部屋タイプ

◆禁煙◆モデレートダブル

宿泊費

39,040円(19,520円/人)

御宿 野乃とは?

「ドーミーイン」の中には、実は4つのコンセプトがあります。

スタンダード
プレミアム
エクスプレス
御宿 野乃

今回宿泊したのは『御宿 野乃』。公式サイトでは以下の説明が載っています。

スタンダードの便利さ、PREMIUMの多様な部屋タイプ、そして和風旅館の寛ぎを合体。交通が便利な都市部でも、日本の和を感じていただきたい、それが野乃のコンセプトです。

https://dormy-hotels.com/dormyinn/#:~:text=5-,%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88,-Concept

都市部というロケーションにもかかわらず、外観から内観まで和風旅館なテイストで、もはやビジネスホテルの域を超えています。他のドーミーイン系列に比べてかなりお高いですが、朝食や天然温泉はどのホテルよりも豪華。何より「旅館」「和」という雰囲気に癒やされます。

目次

ホテル到着〜チェックイン

金沢駅を出て徒歩約15分。ちょっと遠いですが、街の散策も兼ねて歩いてやってきました。

場所はちょうど金沢駅と香林坊の中間あたり。近江町市場がすぐ近くにあり、ホテル目の前にはセブンイレブンもあって、飲食やちょっとした買い物には困らない立地です。

こちらが入ってすぐの1Fフロント。さっそく旅館の雰囲気が出ています。
そしてなんと靴を脱いで上がる形式です。他のドーミーインやビジネスホテルでは見られないタイプですね。ロッカーに靴を入れてからチェックインします。

フロント奥にはソファとテーブルがあり、ちょっとした寛げる空間に。近くにはコーヒーや加賀棒茶が注げるマシンが置かれており、チェックアウトまで自由にいただけます。

また、他のドーミーイン(プレミアムを除く)にあったアメニティバーがこちらにはありません。歯ブラシなどはお部屋にはじめから置いてあるので、いちいち必要分を選んで持っていく必要がありません。

エレベーターホールと客室廊下。こちらも旅館らしい雰囲気が出ていて落ち着きます。

部屋 ― モデレートダブル(15.2㎡)―

今回宿泊した『禁煙 モデレートダブル』です。和を基調としたデザインで、部屋の大きさは15.2㎡。これまでに宿泊したドーミーインの「エクスプレス」や「スタンダード」より広く、「プレミアム」と同じくらいのサイズ感です。(ただ、やはりビジネスホテルの延長線上ではあるのか、一般的な旅館と比べると個人的には狭めな印象でした。)

ダブルベッドは140cm×195cmで、全米ホテルシェアNo.1のサータ社製。他のドーミーインブランドはシモンズ社製なので差別化されていますね。(正直、あまり違いはわかりませんでしたが・・・。個人的にはどこのホテルでも寝心地は最高です。笑)

十分なスペースの洗面台。お風呂は他のドーミーインと同じくバスタブはなく、シャワーブースのみ。
深夜も営業している大浴場があるので、バスタブ無しは個人的に問題なしです!

館内着やアメニティ各種。リモコン類は華やかな箱の中に入れられており、ちょっとしたインテリアに。冷蔵庫内には他のドーミーインと同じくミネラルウォーター(無料)とウェルカムスイーツ。今回は春らしく「福岡県産あまおう苺ゼリー」でした!

他のドーミーインにはなかったタオル掛け。バスタオルも掛けられるサイズでかなり助かる!
温泉に入った後、いつもタオルを乾かしておく場所に困るんですよね〜。他のホテルにも置いてほしいです。

タオルや着替えなどを持ち運べる籠も、地味に気が利いていて嬉しい。

お部屋(9F)からの景色。
街中なので仕方ないのか、眺望は期待しない方がよいかも。(他の部屋はわかりませんが。)

なお13Fの温泉からは、金沢の街並みが見渡せます。

天然温泉「加賀の宝泉」&サウナ

お部屋で少し休んだ後、早速13Fの天然温泉にやってきました。

天然温泉「鶴港の湯」
場所13F(最上階)
営業時間15:00〜翌10:00
サウナのみ、深夜1:00~早朝5:00は利用休止
浴槽の種類内風呂、壺風呂、露天風呂、水風呂

浴室内は撮影できなかったので、以下は公式サイトより引用させていただきました。

広々とした浴槽に、金沢らしさを感じる外湯。外には壺湯が2つあり、近くには外気浴を楽しめる「ととのいイス」が3つ。窓からは金沢市街が見渡せます。(窓の下側はすりガラスで、浸かりながらだと見られないのがちょっと難点。)

「エクスプレス」「スタンダード」と比べると少し広め。2024年2月に宿泊した「ドーミーイン長崎プレミアム」と比較すると、外湯の広さや開放感はあちらの方が上、という感じでした。

公式サイトによると、サウナはチェーンの中で最大級とのこと。3段になったタワーサウナは、上段で100℃とかなりの高温に。サウナ室そばには強冷の水風呂があり、14℃を下回るレベル。筆者にはキンキン過ぎました。。。

湯上がり処 & 無料サービス

同じ13Fには「湯あがり処」があり、窓辺に座って休憩できます。

他のドーミーインと同じく、漫画や自販機も置かれています。窓から金沢市街を眺めつつ、ドリンクを飲んだりアイスを食べたり。マッサージチェアはありませんでした。

無料の湯上がりアイスサービス(15:00~25:00)と湯上がり乳酸菌飲料サービス(5:00~10:00)もここに。内容は他と同じですが、宿泊者数が多いのか、これまでに比べてストック多めでした。

夜鳴きそば(無料サービス)

場所レストラン「HATAGO」(2F)
営業時間21:30〜23:00

温泉&サウナに続くドーミーイン名物・夜鳴きそば(無料)。もちろん御宿 野乃 金沢にもあります。

21:30〜22:00頃が一番混んでいるかも。ただスタッフの手際がよく回転も早いので、それほど待たずに席に着けました。お酒を飲んだ後のシメにぴったりな、あっさり醤油味のラーメンです。

朝食 〜お好み海鮮丼&季節の揚げたて天ぷら〜

ドーミーイン名物・最後は、チェーン最上級とも言ってもいい豪華朝食です。

営業時間6:30~9:30(最終入店 9:00)
料金大人: 2,800円(税込)
3歳以上〜小学生以下: 1,400円(税込)
2歳以下: 無料

豪華な分、他ブランドより価格は高め。参考までに筆者が過去に泊まったホテルでは、スタンダードやエクスプレスが1,800円、プレミアムが2,300円(大人料金)となっていました。

こちらがご当地メニューでイチオシの「お好み海鮮丼」。ブリ・甘海老・カニ・ホタテ・いくらが乗せ放題!朝から何回もおかわりしてしまうレベルです!ネタ全部乗せも見栄えが良くて楽しいですが、カニのみやいくらのみなどの好きなネタだけをとことん乗せた丼も贅沢です。

ご飯は炊飯器からよそうのではなく、専用の機械から食べたい分が自動的に出てくるシステム。普通の白ご飯と赤酢飯から選べます。

ご当地メニューその2・揚げたての天ぷら。定番の海老の他、五郎島金時や加賀蓮根など地のものも。天つゆか塩でいただけます。

桜海老が入った茶碗蒸しも個人的にオススメです!

ほたるいか沖漬けや湯葉のお浸しなどの各種小鉢にサラダ、つみれの入ったおすましにお味噌汁と、副菜も種類が多いです。

子供に人気のホットミールコーナー。唐揚げやポテトなどの定番メニューに加え、カニカマが乗ったあんかけ厚焼き玉子。

美味しそうなパンも並んでいましたが、海鮮丼や天ぷらを食べすぎてさすがに手を付けられず。フルーツなどデザートも豊富で、黒蜜でいただくわらび餅(きなこ・抹茶)が金沢らしくて良いです。

海鮮丼と天ぷらを中心に、こんな感じのボリューミーな朝食に。
この後、海鮮丼と天ぷらはもちろんおかわりしましたよ!

まとめ(総評)

以上、「御宿 野乃 金沢」の宿泊内容をレポートしました。
これまでに筆者が宿泊した、ドーミーイン系列「エクスプレス」「スタンダード」「プレミアム」と比較しつつ特徴をまとめると、

  • お部屋を含む館内全体が旅館テイストで、ビジネスホテル感がなく寛げる雰囲気。
  • 温泉の広さはスタンダードと同等か少し良いくらい。プレミアム(長崎駅前)の方が露天は快適。
  • 3段あるサウナは過去一広く、上段に座れば100℃という熱気を味わえる。
    水風呂は強冷(13〜14℃)のため、人によっては冷たすぎるかも?
  • 朝食は質・種類・ボリュームすべてにおいて過去最高。下手なラグジュアリーホテルよりオススメ。
  • 無料サービスは他と同等。
  • 宿泊費や朝食料金はチェーンの中で最高値。地方のちょっと良い旅館と同じかそれ以上の価格帯。

決して安価で気軽に泊まれるホテルではありませんが、金沢の繁華街中心地にあって観光拠点としても優秀な「御宿 野乃 金沢」。石川を訪れる際はぜひ検討してみてください!

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