静岡県伊豆市、修善寺駅から無料シャトルバスで約10分、『ホテルワイナリーヒル』に宿泊してきました!
こちらは名前の通り、ワイナリー直営のホテル。今回の宿泊プランでは、「中伊豆ワイナリー見学ツアー」から始まり、オリジナルワインボトルがいただけたり、夕食ビュッフェでワインが飲み放題(赤・白1種類ずつ)だったりと、とにかくワイン尽くし。加えて天然温泉(サウナあり)もあり、自然いっぱいの中で充実したステイを楽しめました!
本記事では、そんなホテルワイナリーヒルに宿泊した際の様子を、写真つきでご紹介します!
本記事は2024年12月滞在時のものです。
サービス内容(特に食事)などは変更になる可能性もあり、予めご留意をお願いします。
- 予約サイト
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じゃらん(こちら)
- 宿泊プラン
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【当館一番人気】スタンダード1泊2食バイキングプラン≪ワイン飲み放題+お土産ワイン付≫
- 部屋タイプ
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洋室(ツイン)
- 宿泊費
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30,854円(15,427円/人)
修善寺駅 → チェックイン
ホテルワイナリーヒルへは、JR三島駅から修善寺駅に向かい(約40分)、北口のロータリーから無料シャトルバス(約10分)に乗って向かいます。
14時35分発のバスに乗って、ホテルワイナリーヒルにやってきました。
ホテル周辺には、広大なベースボールグラウンドやサッカーフィールド、テニスコートもあり、団体での合宿場所にもなっているようです。
エントランスを通ってフロントへ。団体客も収容できる広々としたロビーです。12月と寒い時期だったためか、あまり混み合っておらず、静かにゆったり過ごすことができました。
15時にチェックイン。カードキーは赤ワインを思わせる濃い赤色。事前にワイナリーツアーを申し込んでいたので、ツアーチケットも受け取りました。チェックイン約1時間後の出発です。
フロント横には品揃え豊富な売店。ワイナリー直営ホテルということで、ワインもたくさん売られています。
1階で浴衣を受け取り3階のお部屋へ。
昔からあるホテルなのか、外のリゾート感のある雰囲気に比べると、ちょっと昭和な感じです。
部屋 / 洋室(ツイン)(3F)
今回宿泊したのは、スタンダードな洋室ツインのお部屋です。
部屋の広さは19㎡。ツインなので、一つ一つのベッドサイズは小さめのシングルサイズ。
ベッド横には、お酒を飲みながら寛ぐのにちょうどいいサイズのテーブル&椅子2つ。
ベッド上にあるウォールライトがオシャレ。テーブルにはウェルカムスイーツの塩ようかん。
そしてこちらが、ワイナリー直営ならではサービスの1つ・ワインフルボトルのサービス。
せっかくなので、夕食後にお部屋で全部いただくことに。
タンニン控えめで苦みが少なく、さくっと飲めちゃいました!
バスルーム&トイレは白で統一されたシンプルな造り。1階下すぐのところに温泉があるので、バスタブもシャワーも使いませんでした。
窓からはかなり大きなプール(50m・7レーン)が見えました。
営業は夏季のみですが、がっつりリゾート感を味わえそうです。
中伊豆ワイナリー ガイドツアー
お部屋で少し休んでから、中伊豆ワイナリーガイドツアー(15:50出発)に参加してきました!
ちなみに宿泊の翌日9:50発の回もあるので、時間が合わない場合はチェックアウト後に見学することもできます。
15:50にホテル発のバスに乗り、約5分ほどで「中伊豆ワイナリー シャトーT.S」に到着。
こちらのシャトーを含む中伊豆ワイナリーヒルズは、シダックスの創業者が設立したそう。カラオケのイメージが強かったですが、こんなお洒落な事業もあったとは驚きです。
クリスマスムード満点のシャトー内。ショップやワインの試飲スペース、レストランや結婚式場もあります。
さっそくガイドツアーが始まり、まずは外に出て広大な「ぶどう畑」を見学!
標高約300メートルのこのエリアは、年間降水量が多いとはいえ常時多湿なわけではなく、日中と夜間の気温差が大きいこともあり、ぶどう栽培に適しているそうです。
時期的に肌寒く、ぶどうは収穫後でしたが、10ヘクタールもの広さを誇る雄大な景色は圧巻です!
ぶどうの品種ごとに区画があり、メルローやリースリングのほか、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどもあるそうです。ぜひ収穫前にも来てみたいです。
続いて、シャトー本館1Fのワイン工場へ。ガラス越しの見学スペースがあり、ワインの醸造工程をまとめた映像やパネルが展示されています。
さらに奥へ進み地下へ。シダックス創業者でもあるオーナーの、志太勤さんのコレクションワインセラーを見学できます。
セラー内には、カリフォルニアのナパ・バレーを代表する高級ワイン「オーパス・ワン」を中心に、志太さんのコレクションが多数。
プレ・フィロキセラワイン(Pre-Phylloxera Wine)という、歴史的価値のあるワインもコレクションされています。もちろん中身もあって飲めるそうですが、さすがに時間が経ちすぎて美味しくはないそうです。
約30分のガイドツアーが終わってシャトー2Fに戻り、いよいよ試飲タイム!
有料ですが、1杯(20ml)100〜200円でいただけるのでかなりお手軽です。
試飲の中には、ワイン用ぶどうから作られた「ぶどうジュース」もあるのですが、これがめちゃくちゃ甘くて美味しい。ノンアルコールですが、これまで飲んだどのぶどうジュースよりも美味しかったので、ぜひ飲んでみてほしいです。
試飲中にふと外を見てみると、ぶどう畑の奥に先程は見えなかった富士山が!
ライトアップされたシャトーも、夕焼けの雰囲気と合わさって幻想的です。これを見に来るだけでも、訪れる価値がありそう。
余談ですが、2024年は数多くのワイナリーが集まる甲州の勝沼にも行ってきました。
こちらにもたくさんのぶどう畑とワイナリーがあり、同じように試飲スペースもあってワイン好きにはとても楽しいエリアになっています。記事も書いているので、気になった方はぜひご覧ください!
天然温泉「縄文之御神湯」
約1時間ほどのツアーを終え、ホテルに戻ってきました。
夕食までまだ時間があるので、温泉でのんびりすることに。
こちらは日帰り入浴もできる施設になっています。これまでに泊まったホテルに比べると、かなり広めの露天風呂と内風呂があり、サウナと水風呂も完備。外には休憩に適したチェアも用意されており、サウナーには嬉しいポイント。
ちなみに団体客には専用の浴場もあります。今回の宿泊で団体客はいないようでしたが、団体客がいても騒々しくないような配慮がなされていて流石です。
夕食 / アマリリス(2F)
お風呂に入ってサウナで整ったあとは、お待ちかねの夕食です。
夕食会場のレストラン・アマリリス。ワイナリーらしさを感じるインテリアになっています。
夕食・朝食ともバイキングスタイル。ローストビーフを中心に、ワインに合わせやすいメニューの数々。
そしてメインともいえるローストビーフ。一人一皿というような制約はなく、ワインとともに好きなだけ食べられるのが嬉しい。
ピザや天ぷらも。こちらも美味しかったですが、欲を言えば海老天が欲しかったところ。
飲み放題の赤&白ワインは各1種類ずつのみですが、追加料金無しで飲めるのはありがたい。別注になりますが、他のワインやビールなどもオーダーできます。色鮮やかなスイーツも魅力的です。
ローストビーフに天ぷら&ピザを加え、ほぼ全種類のメニューを少しずつ。
サウナ後、ワインを愉しみつつの至福の時間です♪
ごちそうさまでした!
朝食 / アマリリス(2F)
翌朝は雲一つない快晴で、前日は見えなかった富士山もくっきり!
めちゃくちゃ気持ちのいい目覚めで、朝食に向かいます!
会場は夕食と同じレストラン・アマリリス。
こちらもバイキングスタイルで、鮭やししゃも、ソーセージ、ベーコンといったスタンダードな品揃えです。
お茶漬けバイキングがあったので、シメにご飯をおかわり。
朝からお腹いっぱいに。ごちそうさまでした!
総括
以上、『ホテルワイナリーヒル』の宿泊をレポートしました。
ワイナリーツアーに始まり、温泉とサウナ、ワイン飲み放題の夕食に、お部屋にもワインフルボトルが一本と、かなり充実したステイになりました。ホテル高騰が激しい中、比較的手頃な価格(1人15,000円ほど)で宿泊できたのも嬉しいポイント。伊豆方面に行かれる際は、ぜひ泊まってみてください!