豊橋市内から車で約70分、渥美半島のほぼ先端に位置する南国リゾート風ホテル『伊良湖ホテル&リゾート』に宿泊してきました。
初めて伊良湖岬を訪れた際、ちょうど道路が先端でカーブするところにオシャレなホテルがあるなーと思ったのが訪問のキッカケ。調べてみると、こちらのホテルは創作カジュアルフレンチレストラン Courantmarin(クランマラン) を構えるオーベルジュとのこと。
フランス語の「Auberge」が語源で、郊外や地方にある宿泊施設を備えたレストランのこと。レストラン(料理を楽しむこと)が主であり、宿泊はその延長線という位置づけです。地元の新鮮な食材を使った料理が提供され、美食と宿泊を一度に楽しめる施設というのが特徴です。
本記事ではそんな伊良湖ホテル&リゾートでの宿泊の様子をレポートします!
2024年7月滞在時のものです。サービス内容(特に食事)などは変更になる可能性もあり、予めご留意をお願いします。
- 予約サイト
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じゃらん(こちら)
- 宿泊プラン
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~フレンチフルコースプラン~伊良湖の旬な海の幸を心をこめてフレンチに仕立てました
- 部屋タイプ
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ウェスト ヴィラ スモール(山側・ツインルーム)
- 宿泊費
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33,440円(16,720円/人)
- 食事
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朝あり/夕あり
チェックイン 〜 ホテル内装や温泉、サービスなど 〜
豊橋市内から車で約1時間ほど。道中で田原メロンを楽しみつつ、16時頃に到着しました。
雨は降ってないものの、天気はちょっと微妙な曇り空。
道路に面している方にフレンチレストラン・クランマランがあり、奥がホテルエントランスになっています。
改装中なのか、ホテルの一部には足場が組まれていました。
ホテルに入ってすぐ、バリを思わせるチェックインカウンター&ロビー。
ゆったりできるソファや、奥のテーブルには自由にいただけるウェルカムコーヒー(15〜22時、8〜10時)も。
チェックイン時に、夕食&朝食の時間と朝食の内容が選べます。和食朝食の「大あさり浜焼き」も気になりましたが、せっかくなのでステーキ朝食にしちゃいました!(同行者は洋食朝食)
レストランとお風呂は2階。1階ロビー奥には宴会場やセミナールームもあります。
ロビーだけでなく、階段や廊下にもたくさんの絵画や調度品が飾ってあり、南国感たっぷり!
3階には屋上へ出られる扉があり、伊良湖岬周辺の海を見渡せます。
屋上にポツンとある建物はおそらく屋上天文台。定期的に観望会が行われているそう。
小高い丘の上の建物は、昨年(2023年)に宿泊したホテル・伊良湖オーシャンリゾート。雲のせいでボヤが出ている感じになってしまいました。汗
館内にはバリ風の絵画や家具などに混じって、星空を写した美しい写真も飾られていました。
2階レストラン奥には露天風呂もある大浴場。
内湯は美肌の効用が高いと言われるアルカリ単純湯で、「しあわせの湯」と命名されています。
お風呂の画像は公式サイトより引用しています。
海が見渡せるジャグジー付き露天風呂はリゾート感満載!天気が良ければ星空の眺めも良さそう!
暖色系のライトと心地よい夜風でのんびりリラックスできました!
一つ注意点として、館内にはショップがなく近場にコンビニなどもないので、夜の買い出しが難しいこと。ただ飲み物だけであれば、1階ロビー奥の通路に自販機がありました。
自由に利用できるアイスペールやマドラーも置いてあり、部屋でお酒を楽しみたい方には嬉しいですね。
部屋 〜 ウェスト ヴィラ スモール(山側・ツインルーム) 〜
今回宿泊したのは「ウェスト ヴィラ スモール」という山側のお部屋です。
室内もバリ風で、茶色をベースとしたシンプルなお部屋です。
山側(海と反対面)ということで、窓からの景色は微妙かも。
横を覗けば辛うじて伊良湖岬が見渡せます。
洗面台やトイレなど。ちょっと古い感じがしないでもないですが、清潔に整えられていました。
お風呂はシャワーのみでバスタブはなし。
無料のお水やコーヒーなど。ティーカップが可愛い。下には冷蔵庫。
ディナー 〜 フレンチフルコース 〜
お待ちかねの夕食の時間になったので、2階のレストランに移動します。
さすがオーベルジュだけあってお洒落なレストラン!落ち着いた大人の雰囲気です。
こちらはカジュアルフレンチレストランということで、そこまでフォーマルではなくドレスコードも特にない(館内着は不可)ようなので、気軽に食事できます。
こちらが本日のコースメニュー。冷製スープや夏の旬魚など、季節に応じた料理が提供されます。
ワインなどのお酒も豊富で、今回は赤のスパークリングで乾杯!
乾杯後すぐ、一品目の料理が届きました。(ご挨拶の一皿、名前は失念しました。。。)
キャビアの入ったクリームソースで
ソースアメリケーヌにジュドポワソン
サーモン・鰻・真鯛+キャビアソースや、見た目も豪華な伊勢海老と鮑など、贅沢な海鮮料理が続きます・・・!
ソースロックフォール
そしてメインのお肉は柔らかいフィレビーフ!さらにフォアグラも!
見た目にもこだわりを感じるグランデセール(デザート)で、メインのあとも楽しめました。
味はもちろん、贅沢な食材満載でボリュームもたっぷり。
また違う時期にお邪魔してみたくなりました!
ちなみに今回は利用しませんでしたが、レストラン外では手ぶらでバーベキューを楽しめるスペースもあるようです。子供と一緒であれば、バーベキューの方が気ままに盛り上がれて楽しいかもですね!
朝食 〜 洋食とステーキ 〜
朝食も同じレストラン・同じテーブルにて。
メニューはチェックイン時に選んだ洋食(同行者)とステーキ!
最初にサラダやシリアル、フルーツ、ドリンクが並んでいます。
クリームスープに、釜にはトリュフ入り山菜の炊き込みご飯!キノコがたくさん入っていて美味しい!
洋食では、海の幸のアヒージョ&フォアグラ・目玉焼き・ベーコンが出てきます。
ステーキでなくとも、こちらも朝から十分豪勢!
そしてこちらがサーロインステーキ!朝からガッツリ&贅沢に!
朝からステーキ&トリュフ入りご飯を食べられて大満足です。追加料金がかかりますが550円なので、迷ったらこちらを選択するのをオススメします!
総評 〜 vs. 伊良湖オーシャンリゾート 〜
以上、伊良湖ホテル&リゾートでの滞在についてレポートしました。
あくまで筆者の感想ですが、昨年(2023年)伊良湖岬で宿泊した 伊良湖オーシャンリゾート と比べると、
- 伊良湖ホテル&リゾート
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オシャレで落ち着いた雰囲気の中、料理をメインに楽しみたい人向け。
恋人や夫婦のみで記念日を祝うのにもオススメ。 - 伊良湖オーシャンリゾート
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プールや温泉、サウナなど、リゾートホテルにあるような施設やサービスを楽しみたい人向け。
友達やファミリーとワイワイしたいときにオススメ。ただ、こちらは2023年のリニューアル以降人気が高まったのか、かなり値上がりしているのが悩ましいところ。
こんな印象を受けました。
それぞれに良さがあって、伊良湖岬で宿泊するならどちらも推せるホテルです。
伊良湖岬方面へお出かけの際は、ぜひ宿泊してみてください!
なお、伊良湖オーシャンリゾートの宿泊(2023年)については以下記事にて。
おまけ 〜 周辺の観光スポットなど 〜
お部屋に置かれていた伊良湖岬恋さんぽコース。
全部回るとそれなりの距離になりそうですが、灯台あたりまで沿岸を歩いて戻ってくるだけでもいいかも。
恋路ヶ浜の前には浜焼きなどをいただける店舗がいくつかあり、有名な大あさりも食べられます!
ホテルチェックイン後、夕食前に大あさり2個とビールをいただいちゃいました。
ただ、遅くても17時頃には閉店してしまうようなので注意!
夏なら、田原市内のあちこちにあるメロン農園でメロン狩りなども楽しめるので、こちらもオススメです。